1つのIDで複数の機能を使う

 はじめに個人や団体の基礎情報をデータベース形式で持っている場合は、個々に任意のIDと初期パスワードを割り振ってしまえば、あとはそれを案内するだけ。管理者側から客側の流れになるので、PUSH型ではありますが、そのIDを使って発信・投稿してもらうのを待つ、という点ではPULLになりますね。

 小説文中、つまり架空の設定ながら、web上の仕掛けとして、イベント情報などを入れてもらう”KanNa”(環境情報ナビゲーションサイトの略)、漂流・漂着ゴミのデータを即席で入力・送信する仕掛け"DUO"(Data Upload system On-site)の2つがありましたが、新たに「IT版グリーンマップ」(仮称)が加わり、三つ巴状態になります。これらにログインする時は共通のIDを使える、というのがアピールポイントであり、会員獲得のインセンティブにもなっています。

 それなりにリアリティを追求していくと、思いがけずいいアイデアが浮かんでくるものです。(地図を読み出して、ここぞというスポットにマーキングして、画像やアイコンを付すという仕組みは、当ウェブリブログの「地図貼付」機能を参考にしています。)(^^)



ふたたび、三月の巻 おまけ」~ギャラリーにて より

 「どう、千歳さん、KanNaちゃんの更新、OK?」
 「団体分はね、何とか。でも今度は会員の分だよね。ID割り振る前に名簿データ調えなきゃ。」
 「あぁ、あっちでそのIDがどうのこうのって」
 「例のITマップに投稿するのに使う、って話だと思う」
 「KanNaもDUOも、でしょ? 応用範囲広そうね。」
 「ねらいは課題解決型市民の底上げ、ってとこかな」
 カウンターでは何となく仕事系の話が交わされている。話はその延長で、センターのパンフレット、新年度用入会申込書といった新調ネタに。

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