再生材舗装

 歩いていて、その弾力に「おや?」となったら、路盤にご注目。クルマが通らない、また通行量が少ない道路では廃タイヤを砕いたものが配合されていることがあります。再生材料とは言え、ゴムの弾力が残っている、という訳ですね。

 「愛・地球博」でも使われていましたが、どこでどう、というのがわかるハッキリした画像が手持ちの中では見つからなかったため、やや不確かながら近所のそれらしき路盤材を紹介することにします。(2004年はこのように敷き詰められていたものの、今はこの通り。あまり耐久性がない(?)のが再生材料の弱点でしょうか。)

画像

ふたたび、三月の巻 おまけ」~色とりどり より

...注意を促すばかりがオレンジの役割ではない。心温まる色彩でもあるのだ。
 「先生、ここの舗装...」
 「また随分とシブイオレンジ色ねぇ」
 「古タイヤを砕いたのが入ってんだって」
 ちょっとした案内板を見つけると、六月は早速伝達する。
 「それはまたよくできたことで。てことは、足に負担がかからないってか。」
 「でも、これって何使って塗装したんだろ?」
 「天然のオレンジじゃないよね」
 クッション性という点で人に優しく、廃材リサイクルという点で環境配慮に適う。だが、塗料は? 有機溶剤を使わないといった対応は可能だが、そこまで万全を尽くすのは難しいだろう。

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