□と△の並立

 ここへ来てようやく「環境表示ガイドライン」なるものが制定されたようですが、時すでに遅し(?)の観は否めません。同じプラスチックでも「容器包装」と「本体」とでマークは別々、というのは今後もおそらく変わらないでしょう。

 PETボトルのラベルには、その□(=プラ)と△(=PET)の二つ(→参考が表示されていて、まるで別物のよう。PETもプラスチックである以上、プラの再資源化という観点で一体感を持たせた表示にした方がいいのでは?と思ってしまいます。もっとも、同じプラでもさらに細かく(PP,PE,PSの別など)認識してもらいたい、というのが趣旨なら話は別ですが。(ご存じの通り、□の[プラ]の方にもPETと併記されるケースは多々あります。□も△も両方PETの場合、何だか混乱しそうです。)

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一月の巻 おまけ」~距離 より

...櫻はラベルの識別表示マークを眺めつつ、
 「容器包装は[プラ]って四角で囲ってあって、その下にPETとかって打ってあるでしょ。でもペットボトルの場合は、この三角形。で、プラとは書かれてなくて『1』。何か統一感がないって言うか。」
 マークの是非はさておき、ここでの三角形は形が整っていて、うまく資源が循環することを願ってのデザインになっていることは理解できる。

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