荒川土手と七草

 春の七草の名前は言えても、その実物、ましてや自生した中から識別するのは至難。長年の経験と勘がないと難しいでしょうね。

 荒川の土手では、ナズナ、ハハコグサ(ゴギョウ)、ハコベはポピュラーなようです。セリは足立区の本木界隈では名産品だったそうですし、スズナはカブ、スズシロはダイコンのそれぞれ異名ですから、流域の農家から調達することも可能でしょう。残るはホトケノザ(またの名をコオニタビラコ)です。4~5月に紅色の花をつけるホトケノザ(同名)という植物があるそうで、それは荒川沿いも含め、広く見られるものの、肝心の七草の方については... (詳細不明です)(v_v)

 小説設定と同じ1月6日、土手をしかと観察してみたら、冬場であってもいろいろな草が生えていることがわかり、ついつい道草状態に。(道草を食うとは言うものの、その場で本当に食してしまってはシャレになりませんから、見るだけです。) 名前がわかれば、植生調査になる訳ですが、作者的にはゴミを調べるので精一杯なのでした。(^^;

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 今はこのように便利なセットも売られています。土手で調達できれば安上がりですが、はてさて...(探す手間や食あたりになるリスクを考えれば安い?) →参考情報:調理例「荒川で野草を見つけて七草がゆに

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一月の巻」~CとSのR より

...干潟詣でに行くつもりではあったが、途中で「道草」状態。
 「ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ...」
 いずれは喰うことになるのだが、今日のところは同じ道草でも捜索・採集どまり。荒川の河川敷においては限定的ではあるが、先生にかかればこの通り、三種は見つかることになる。そう、明日は七草である。




☆おかげ様を持ちまして、今回の記事で通算100本目となりました。引き続きご笑覧ご高覧いただければ幸いです。(^^)

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