トレインビュー@北品川

 「十二月の巻 おまけ」~それぞれのHoliday、今回の設定解説は、港区から品川区に入ったところからです。



 JR5路線

 御殿山から京急方面に出る時に通るのが御殿山通り。山上の桜並木は有名ですが、JRを跨ぐこのトレインビューもちょっとした見ものだと思います。(左から、山手・京浜東北・東海道・横須賀・東海道新幹線の各線路になります。)

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 六月君が見たら大喜びしそうなトレインビュースポットに到着。山手線から新幹線まで実に十の線路が横並び。時間が許せば、ひととおり眺めていたい気もするが、そうも行かない。程なく、右端、下りの新幹線車両が徐々に加速しながら通り抜けて行った。のぞみ35号である。








 見上げれば京急・都営浅草・京成・北総開発etc.の各車両

 御殿山の坂を下りきると今度は京浜急行本線の高架が見えてきます。小説文中では、羽田空港を13:55に出た「エアポート快特」(1355K)が品川に向けて走り抜けていくシーンを想定し、引用してみました。ちなみに終点の京成佐倉には15:36に着きます。(2007年12月当時の時刻表より)

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 御殿山通りは下り坂。下りきって突き当たるは第一京浜である。ここからは平地。京浜急行沿いにさらに南へ歩く歩く。
 「それにしても京急って、いろんな車両が走ってるのねぇ」
 「六さんに聞きゃ、どれがどこ行きとかすぐわかるんだろね」
 「動体視力働かせりゃ私だって。あら、佐倉行き?」
 高架を快走する快速特急。その行先は確かに京成佐倉である。奇遇というか、おめでたいというか。
 「櫻を佐倉に連れてってー、何てネ」
 今日も絶好調なサクラさんである。

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