国立新美術館から東京ミッドタウンへ
小説では10/12(金)の設定ですが、作者が実際に足を運んだのは10/28(日)です。10時過ぎには入館したため、それほどの混雑はなかったものの、とにかく観るものが多々あったため、会場を出た時には正午近くになってました。
あれこれ観た中から、「これは!」というものを小説文中に散りばめてあります。主題作以外の絵画や版画の他、古楽器も引用しました。その「ヴァージナル」(virginal)(→参考情報)という一台は、その語源も含め、登場人物の女性にピッタリ来る(鍵盤楽器奏者であり、純粋であり...)ものを感じ、つい細々と書いてしまった次第。(^^) 鑑賞しつつ、取材しつつ。そんな鑑賞法が自分としてはまた新鮮でした。
この国立新美術館での「フェルメール 『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」は、同館の開館記念展というだけあって、9/26~12/17と比較的長めに開催されてました。芸術の秋に相応しい展覧会だったと思います。
美術館を出て、星条旗通りを進むと、前方右手に東京ミッドタウンの建物が見えてきます。歩道はやや狭い感じですが、デートコースとしては良さそうです。(次回は、ミッドタウン編をお届けします。)
「十月の巻 おまけ」~千秋一日 より
櫻が取り出したのは、「フェルメール『牛乳を注ぐ女』~」展の招待券二枚。本日のプランは概ね聞かされていたので、自己負担範囲も想定はしていた。古楽器の展示もあるというので、千歳としても観覧したかった同展である。当日券でもよかったところ、ご招待扱いとは、嬉しい想定外。姉妹のご厚情に感謝感激、なのである。
風俗画、工芸品と観てきたところ、弦楽器などが置かれた一室が出てきた。
「あれってチェンバロ?」
「えぇと、ヴァージナル、ですって」
「へぇ...」
鍵盤と来ればやはり櫻。中世の器楽曲、そのヴァージナルの打鍵音、想像を働かせているのが何となくわかる。芸術の秋、音楽の秋、である。...
<中略>
美術館後の行き先については選択肢があるが、コーディネーターさんはハッキリしていた。
「ヒルズはヤダ。ミッドタウン!」
直方体の建物を前方右手に見ながら星条旗通りを歩くこと数分。その直方体が二人を迎える。
あれこれ観た中から、「これは!」というものを小説文中に散りばめてあります。主題作以外の絵画や版画の他、古楽器も引用しました。その「ヴァージナル」(virginal)(→参考情報)という一台は、その語源も含め、登場人物の女性にピッタリ来る(鍵盤楽器奏者であり、純粋であり...)ものを感じ、つい細々と書いてしまった次第。(^^) 鑑賞しつつ、取材しつつ。そんな鑑賞法が自分としてはまた新鮮でした。
この国立新美術館での「フェルメール 『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」は、同館の開館記念展というだけあって、9/26~12/17と比較的長めに開催されてました。芸術の秋に相応しい展覧会だったと思います。
美術館を出て、星条旗通りを進むと、前方右手に東京ミッドタウンの建物が見えてきます。歩道はやや狭い感じですが、デートコースとしては良さそうです。(次回は、ミッドタウン編をお届けします。)
「十月の巻 おまけ」~千秋一日 より
櫻が取り出したのは、「フェルメール『牛乳を注ぐ女』~」展の招待券二枚。本日のプランは概ね聞かされていたので、自己負担範囲も想定はしていた。古楽器の展示もあるというので、千歳としても観覧したかった同展である。当日券でもよかったところ、ご招待扱いとは、嬉しい想定外。姉妹のご厚情に感謝感激、なのである。
風俗画、工芸品と観てきたところ、弦楽器などが置かれた一室が出てきた。
「あれってチェンバロ?」
「えぇと、ヴァージナル、ですって」
「へぇ...」
鍵盤と来ればやはり櫻。中世の器楽曲、そのヴァージナルの打鍵音、想像を働かせているのが何となくわかる。芸術の秋、音楽の秋、である。...
<中略>
美術館後の行き先については選択肢があるが、コーディネーターさんはハッキリしていた。
「ヒルズはヤダ。ミッドタウン!」
直方体の建物を前方右手に見ながら星条旗通りを歩くこと数分。その直方体が二人を迎える。
この記事へのコメント