海ゴミ―拡大する地球環境汚染
「漂着モノログ」では、川ゴミを主に扱っていますが、その向かう先は海ゴミです。2007年はその「海ゴミ」が多く取り上げられた一年だったように思います。街~川~海... 漂流・漂着は実は連鎖しています。そんな実態を知っていただくのに最適な一冊がこれ。(→詳細)
「八月の巻 おまけ」~想い重なる立秋の週 より
...ただ、シーフードというだけあって、貝柱やら小粒なイクラやら細かく切ったイカやらが入ったパスタが首尾よく出てきた。今日持って来たプラスチックの粒々と重なって見えてくるから困ったものである。ご丁寧にシソを刻んだのが盛ってあって、今度は人工芝の切片の如く映る。生き物が誤食してしまう、というのが妙にリアルに実感され、言葉を失う千歳。一方の南実はただ嬉々として、フォークをクルクル回しては、桜エビなんかを散らした和風パスタを頬張っている。何を話すでもなかったのだが、粒々の話が高じて、漂着ゴミを巡る最近の社会的な動き、人が立ち入れない場所(特に離島)でのゴミの惨状、さらには海洋法や関連法規の話題に至るまで、いつしか南実の独演場となっていた。
「八月の巻 おまけ」~想い重なる立秋の週 より
...ただ、シーフードというだけあって、貝柱やら小粒なイクラやら細かく切ったイカやらが入ったパスタが首尾よく出てきた。今日持って来たプラスチックの粒々と重なって見えてくるから困ったものである。ご丁寧にシソを刻んだのが盛ってあって、今度は人工芝の切片の如く映る。生き物が誤食してしまう、というのが妙にリアルに実感され、言葉を失う千歳。一方の南実はただ嬉々として、フォークをクルクル回しては、桜エビなんかを散らした和風パスタを頬張っている。何を話すでもなかったのだが、粒々の話が高じて、漂着ゴミを巡る最近の社会的な動き、人が立ち入れない場所(特に離島)でのゴミの惨状、さらには海洋法や関連法規の話題に至るまで、いつしか南実の独演場となっていた。
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